2010年10月01日

I Wanna Be with You/The Raspberries


明日を生きよう(紙ジャケット仕様)


今日の一曲は70年代に活躍したアメリカのポップバンドThe Raspberriesの名曲。
"All By Myself"で有名なEric Carmenが在籍してたことで有名なバンドです。



アメリカのオハイオ州、クリーブランドで1963年ごろにThe Modsというロックバンドを
Dann Klawon、Wally Bryson、Dave Burke、Dave Smalley、Jim Bonfantiで結成。
後にThe Choirにバンド名を変えていて、The Raspberriesの前身バンドとして有名です。
"It's Cold Outside"というシングルがクリーブランドで1位を獲得しています。
(Dave Smalleyはベトナムに行き、途中で脱退しています。)

同時期にCyrus ErieというバンドをMichael McBride、Bob McBride兄弟が結成。
これに1967年、Eric Carmenが入り、CarmenがWally Brysonを誘いBrysonが加入。
バンドはいろいろなバンドのカバーなどをやってました。そしてEpicよりCarmen/Brysonが書いた
オリジナル曲"Get the Message"というシングルをリリース。
しかしBrysonがThe Choirに戻ってしまいます。

Carmenは今度はDann Klawonを誘い、Klawonが加入。バンド名をThe Quickに変え、Carmen/Klawonで書いたオリジナルシングルをEpicより出しますがこれが不発に終わります。

The Quick解散後の1970年、Eric Carmenは今度はJim Bonfaniと新しいバンドを結成。
舞い戻ってきたWally BrysonとJohn Aleksic(彼はThe Choirに加入していない)の4人で
バンド名をThe Raspberriesとしました。担当楽器はこんな感じです。
 Eric Carmen [リードヴォーカル、リズムギター、ピアノ]
 Wally Bryson [リードヴォーカル、リードギター]
 John Aleksic [ベースギター]
 Jim Bonfanti [ドラムス]

しかしJohn Aleksicが70年の暮れに脱退してしまいます。
71年にベトナムからDave Smalleyが帰ってきてThe Raspberriesに加入。
彼はThe Choirのリードヴォーカルでした。
Smalleyがリズムギターを担当したのでCarmenはベースに楽器を変えます。
CarmenがデモテープをJimmy Iennerというデスクプロデューサーに持って行き
1972年、Capitalと契約し"Don't Want to Say Goodbye"というシングルでデビュー。

つづく2nd "Go All The Way"が全米チャートで5位と大ヒットし、
いきなりのゴールドディスク認定を受けます。
この2曲が収録された1st Album "Raspberries"が51位とまずまずのヒット。

CarmenとSmalleyが楽器を入れ替えCarmenがフロントマンになり
2nd Album "Fresh Raspberries"をリリース。チャート36位とヒット。
これよりシングルカットされた今日の一曲の3rd "I Wanna Be With You"が16位と大ヒット。
4th "Let's Pretend"を73年にリリースし、35位とヒットします。

同じく73年に3rd Album "Side 3"、74年に4th Album "Starting Over"をリリースし、
1975年、バンドは解散します。

その後Eric Carmenはソングライターとソロで成功を収めています。
1975年、ソロ一発目のシングル"All By Myself"が2位と大ヒット。
後の1996年にCeline Dionがカバーし、ビルボード4位、UKチャート6位と大ヒットしています。
彼女はこれでグラミー賞を取り、ゴールドディスク認定などさまざまな賞を取っています。
他にもFrank SinatraHank Williams, Jr.Tom Jones
Sheryl CrowRichard ClaydermanJewelまで多くのアーティストが演奏した名曲です。

2nd "Never Gonna Fall in Love Again"も大ヒットしています。
その後もCarmenは"Hungry Eyes"、"Make Me Lose Control"などをヒットさせ
映画"Footloose"に書き下ろした"Almost Paradise"を提供し、ヒットさせています。

彼の綺麗な高音はなかなかのものです。気に入ったなら是非ソロも買ってみてください。


Eric Carmen/Boats Against The Current/Change F Heart


追伸:
   2日3日と田村ゆかりさんのライブに福岡まで行きますのでおそらく更新できないです。
   すみませんです。
ラベル:洋楽
posted by kazu at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の一曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月30日

Superbird/Neil Sedaka


Happy Birthday Sweet Sixteen: Best of


今日の一曲はアメリカの名作曲家、歌手のニール・セダカの名曲。
英米ではあまり売り上げは良くなかったが日本でヒットしたポップスです。



幼少期にピアノを始め、同じアパートに住んでいたパートナーとなるHoward Greenfieldと
10代の頃から共に曲を作り始める。
高校時代(1955年)にクラスメイトとThe Tokensというヴォーカルグループを結成し、活動。

ソロでは57年にはDeccaと契約し、"Laura Lee"でデビューし、その後二つレコード会社を変え
RCAと契約するまでにこれを含め3枚のシングルをリリースしています。

Sedakaは58年にHowardとのコンビでConnie Francisに"Who's Sorry Now?"を提供。
そして次に提供した"Stupid Cupid"が全米14位の大ヒット。
これによりRCAと契約し"The Diary"でソロデビュー。全米14位。
2nd "I Go Ape"も42位とまずまずのヒット。そして1st Album "Rock with Sedaka"をリリース。
3rd "Crying My Heart Out for You"は111位と不調だったが、
当時のガールフレンドだったCarole Kingに捧げた4th "Oh! Carol"が9位と大ヒット。
のちにキャロルは"Oh, Neil!"という曲を書いています。

その後60年から62年の間にたくさんのヒットを放っています。
"Stairway to Heaven" ['60 9位]、"You Mean Everything to Me" ['60 17位]
"Run Samson Run" ['60 27位]、"Calendar Girl" ['61 4位]
"Little Devil" ['61 11位]、"Happy Birthday Sweet Sixteen" ['61 6位]
"Breaking Up Is Hard to Do" ['62 1位]、"Next Door to an Angel" ['62 5位]
"King of Clowns" ['62 42位]、などなどです。

The Tokensとしては、
61年にリリースしたシングル"Tonight I Fell In Love"がチャート15位とヒット。
アメリカにその名前が知れ渡り、人気が上がってきたところにSolomon Lindaの名曲をカバー。
今ではオールディーズの代表曲にもされる"The Lion Sleeps Tonight"
邦題「ライオンは寝ている」をリリース。全米チャート一位を取りゴールドディスクに認定される。
その後も"I Hear Trumpets Blow"、"Portrait of My Love"などがヒットしています。


Very Best of 1964-1967


1960年発表し、日本でのみヒットした"One Way Ticket (to the Blues)"
邦題「恋の片道切符」はアメリカではシングルリリースされていません。
この曲は"Oh! Carol"のカップリング用に録音され当時ヒットしていたアメリカンポップの曲名を
歌詞に並べた曲で作曲もセダカ自身ではありませんが、日本ではこの曲が最もヒットした曲です。
出てくる曲名はThe Everly Brothers "Bye Bye Love", Jackie" Wilson "Lonely Teardrop"
Ricky Nelson "Lonesome Town", Elvis Presley "Heartbreak Hotel","A Fool Such As I"
など。

60年代にPaul Ankaなどと並びアメリカのトップアイドルとして活躍したSedakaだったが
The Beatlesがアメリカに上陸してからはしばらくヒットが出なかったが
1975年に"Laughter in the Rain"(邦題「雨に微笑みを」)が全米1位の大ヒット。
Elton Johnとのデュエット曲 "Bad Blood"も全米1位と大ヒット。
曲提供も変わらずやっており、The Captain & Tennilleに提供した
75年の作品"Love Will Keep Us Together"(邦題「愛ある限り」)が全米1位。

今日の一曲"Superbird"は71年リリースで、"The Diary"から数えて35枚目のシングル。
アメリカではチャートに入ってすらいない不発の曲でした。

ちなみにですが、1985年にTVアニメ「機動戦士Zガンダム」の主題歌を提供しています。
1話から23話までのオープニング主題歌の「Ζ・刻を越えて」はセダカの72年のアルバム
"Solitaire"のB面一曲目"Better Days Are Coming"が原曲であり、さらに
1話から50話までのエンディング主題歌の「星空のBelieve」は76年のアルバム
"Steppin' Out"収録の"Bad And Beautiful"が原曲です。
そして森口博子のデビュー曲となった24話から50話までのオープニング主題歌となった
水の星へ愛をこめて」は新しくセダカが提供した曲で原題は"For Us to Decide"です。

さらにちなみに"Solitaire"のレコーディングメンバーに後に10ccを結成する四人
Graham Gouldman、Lol Creme、Kevin Godley、Eric Stewartがいます。


The Original Soundtrack

ラベル:洋楽
posted by kazu at 12:44| Comment(13) | TrackBack(0) | 今日の一曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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